12月23日(土)、富津地区コミュニティセンターに於いて、天草市世界遺産推進
事業資料館連携特別展の関連講演会として、『中園成生氏(平戸市
生月町博物館・島の館 学芸員)』のお話がありました。
1、世界遺産の動向…何が問題か
2、「潜伏キリシタン」の問題…定義の問題「禁教期変容論」の再考
3、平戸地方のキリシタン史
4、おわりに…かくれキリシタンとは何か 虚構のかくれキリシタン
の問題
等について、質問の時間も含め2時間半程にわたってお話をされました。
地元でのせっかくの機会だったので参加してみました。先生は講演後
の皆さんのたくさんの質問にも丁寧に詳しくお答えになり、充実した
時間を過ごさせていただきましたが、私にとっては難しいところも
多く、機会を得てまた勉強できたら良いなと思いました。ただ、構成
資産の一つである『崎津集落』で生活するものとして、今回参加して
自分流にまとめてみましたが、“教会などの建物自体が遺産では
なく、1,500年代に伝えられたキリスト教が地域の文化と融合しつつ
禁教の時代を経て、復活していった歴史の独自性が世界文化遺産とし
て価値がある”そのことが、今後さらにどどのように検証され、引き
継がれ守られていくいのか、とても気になるところです。
▼講演後は、チャペルコンサートへながれて行かれた方もあった
ようです。